auでスマホを契約していて毎月の携帯料金が高いと感じていませんか?
端末の支払いが残っている場合の平均金額は毎月8,000円。
支払い終了後は6,000円程度が平均です。
格安SIMへ乗り換えることで毎月の料金が半額以下におさえる事ができます。
しかし、「格安SIMに乗り換えたいけど、どうしたらいいか分からない」や
「手順が複雑そうで上手くいくか不安」、「手続きが面倒」などの理由で、止まっている人も多いと思います。
本記事ではauユーザーが格安SIMへ乗り換える手順や注意する点を解説していきます。
筆者である私が実際に使用した経験を元に、おすすめ出来る格安SIMも合わせて紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
失敗しない為に確認しておくべきこと
どれだけ安くなるのか
au、UQモバイル、mineoでの料金をまとめました。
プラン名 | 月額料金 | ギガ数 | |
au | ピタットプラン 4G LTE | 4,480円 | 7GB |
au | ピタットプラン 5G | 4,480円 | 7GB |
UQモバイル | スマホプランS | 1,980円 | 3GB |
UQモバイル | スマホプランR | 2,980円 | 10GB |
mineo | Aプラン | 1,510円 | 3GB |
mineo | Aプラン | 3,130円 | 10GB |
auと同じ7GBプランはありませんが、1,500円~3,000円近い節約ができます。
20GB・30GBの大容量コースも追加されていますので、お得に利用することができます。
2年縛りが終了する契約更新月
auではこれまで更新期間が2ヶ月でしたが、2019年3月より更新期間が拡大されて3ヶ月間になりました。
契約解除料は既定の契約期間内で契約を解除した場合に発生する料金で、auでは自動更新の有る無しを問わず2年縛り、契約解除料は9,500円と高額とです。
ここで注意する点ですが、契約更新月内に乗り換えをする場合は何も問題ないのですが、2年縛り途中で乗り換えです。
当然、契約解除料は9,500円が発生します。さらに、端末料金の残債がある場合は解約しても継続して支払い請求が発生します。
さらに!、MNP転出手数料が3,000円の発生!
乗り換え先の会社でも、事務手数料3,000円程度が発生します。
更新月 | 更新月以外 | |
契約解除料 | 0円 | 9,500円※ |
MNP転出手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
合計 | 6,000円 | 15,500円 |
のこり3~4か月以内で契約更新月を迎える場合は、それまで待ってから乗り換えても大丈夫です。
しかし、契約更新月が5か月以上先になる方は契約解除料を支払ってでも乗り換えすることをおすすめします。
理由は、auの月額料金と格安スマホ会社の月額料金の差額は平均して2,000~3,000円程度あります。
契約更新月が5か月先×月額料金の差額2,000円=10,000円になるため、契約更新月が5か月以上先でしたら、結果的に安くなります。
目先の契約解除料9,500円に惑わされず、しっかりと先の計算をして無駄な出費を抑えてください。
利用するスマホ
格安SIMに乗り換える前に、利用する端末を決めましょう。
以下の端末を利用するとスムーズに利用することができます。
- SIMフリースマホ
- auの端末を利用
- セット販売されているSIMフリースマホを利用する
SIMフリースマホ
ドコモやau、ソフトバンクなどから販売されている端末は、その通信事業者でしか通信できないようにロックされています。これがSIMロックです。 そのため、このロックがかかっている端末では、他の通信事業者のSIMカードが利用できないようになっています。SIMフリーとは、このロックがされておらず、他の通信事業者のSIMカードも利用できる状態のことを指します。
SIMカードとはスマホ本体内に装着されているICカードのこと
SIMカードは電話をかけたり、電話回線を使ってインターネットに接続したりするのに必要です
新規で格安SIMの契約をする場合には、スマホを用意する必要があります。
Amazonや楽天、アップル、ヤフーショッピングなどのサイトで購入するのが一般的です。
「SIMフリー」と検索すれば沢山でてきます。
auの端末を利用
高品質な通話が可能になる、au VoLTE対応SIMでの利用が一般的になっています。
しかし、2015年4月〜2017年7月に発売されたauのスマホでVoLTE対応SIMを利用したい場合は、SIMロック解除が必要です。
2019年9月1日より、中古端末でも来店すれば原則ロック解除可能となりました。
解約済みの端末や譲渡端末のSIMロック解除は「auショップ」でのみ受け付けです。
手数料は1台につき3,000円(税抜)
ネットワーク利用制限中の端末や、分割購入で購入日から100日目以内の端末はSIMロック解除対象になりませんので注意してください。
セット販売されているSIMフリースマホを利用する
乗り換え先の格安SIM会社で、端末セットを販売していたりします。
格安SIMでは様々な端末セットが販売されています。
iPhoneはキャリアでしか購入できないと考えがちですが、iPhoneも購入できます。
格安SIMでお得に機種変更したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
auから格安SIMへ乗り換える手順
小学生でも理解できるように、分かりやすく失敗しない乗り換え方法を解説します。
スマホの通信会社を変えても、以前使っていた電話番号をそのまま使える仕組みのことです。
MNPと使うと、今まで使っていた電話番号を引き継いで乗り換えることができます。
auからMNPで格安SIMに乗り換える手順を解説します。iphone編
(新規申し込みの場合はMNP部分を飛ばしても大丈夫です。)
- 1.auでMNP予約番号を発行する
- 最初に契約元のauでMNP予約番号を取得します。
- 電話かauショップまたはWebからできます。電話で発行する場合は口頭で番号が告げられるので、メモの準備をしておきましょう。0077-75470 (無料/受付時間:9:00~20:00)
- MNP予約番号は無料で何度でも発行可能です。効期限が切れてしまった場合や何度も取得した場合でも費用はかかりません。(乗り換え完了時にMNP転出手数料3,000円の料金が発生します。)
- MNPの予約番号を取得しただけでは利用中の携帯電話を解約したことにはなりません。そのまま利用可能です。解約になるのは新しく契約した携帯会社で利用を開始したとき、自動的に解約となります。
- 2.MNP転入の申し込み
- MNP予約番号が取得できたら、格安SIMの申し込みに進みます。
- 申し込み時に「MNP予約番号」の入力を求められるので入力します。
- MNP予約番号の期限は取得から15日以内です。「取得から契約完了」までを15日間で行う必要があります。
- MNP予約番号の有効期限ギリギリでは受け付けてくれません。最低10日は有効期限を残して契約をしてください。
- MNP予約番号に費用は掛かりませんが、格安SIMへ乗り換える時、auは自動的に解約となり、MNP転出手数料3,000円の費用が発生します。
- MNP予約番号を発行しても、乗り換えない場合や、入力間違えなどの理由で乗り換えが失敗しても料金はかかりません。
- 3.SIM到着
- 申し込みをして通常3~5日ほどでSIMが届きます。
- 開通手続き(アクティベーション)を行います。
- 契約先に連絡を入れ、開通手続きを行うと契約が開始されSIMカードが使用できるようになります。
- 4.SIMカードの挿入
- iPhoneの電源を切る
- 「SIM 取り出しツール」をトレイの下の穴に差し込んで押し込みます。 iPhoneに付属の「SIM取り出しツール」がない場合は、「クリップ」や「安全ピン」で代用することも可能です。このとき、強く押しすぎないように気を付けてください。
- SIMトレイが外れたら、指でつまんで取り出します。iPhoneからSIMカードを抜いてもiPhone本体のデータは消えません。
- 古いSIMカードを取り出します。トレイに乗っているだけですので簡単に外せます。
- 新しいSIMカードをトレイにセットします。SIMカードは四隅のいずれかに切り欠きがあり、一方向にしかセットできません。カードの裏表に注意してセットしてください。
- 新しいSIMカードがセットされたSIMトレイを、iPhone端末に差し込みます。
- 指を使ってゆっくりと奥まで押し込んでください。
- 電源を入れます。
まとめ
毎月の支払額を見直すと、大きな節約になります。
少しの時間と手間は必要ですが、無駄な出費を抑えることは、収入が増えるのと同じです。
収入を増やすことは大変難しいことですが、少しの努力で支出を減らすことは誰にでも出来ることです。
大切なお金を失わないようにしましょう。